ニューヨークはグリニッジビレッジの一角にある一軒のコーヒーハウス。
マネージャーのクレアが謎解きをするシリーズのミステリー小説には、コーヒーに関する表記がかなり詳しく魅力的に描かれています。
コーヒーを使ったレシピやアレンジも詳しく載っていたり。
学生の頃、まさに喫茶店全盛期には1日に2.3件をハシゴすることもよくありました。それぞれの店には個性的な店主がいて、当時はコーヒーを楽しむというよりは店の雰囲気を楽しむことが大きな目的でした。
スペシャルティコーヒーなど、知る由もなし。日本にスペシャルティコーヒーが入るずっと以前の話です。
本棚の整理をしていて、小説や映画の中のコーヒーの記述を読んでは、コーヒーのある風景を思い浮かべて喫茶店巡りをしていた頃を思い出してしまいました。
豆の特徴や香味の表現。専門知識を得ることはとても楽しくつい時間を忘れるくらいですが、そればかりに偏り単純にコーヒーを楽しむ事から随分遠ざかってしまった事に今日は少し寂しを感じています。
改めて、いろいろな風景を楽しむ時間を作っていくと同時に、提供出来るようになりたいものです。
ただ、スペシャルティコーヒーに出逢ってしまった今は……
思い出の喫茶店を進化させながら、新しい物語りを作っていきますか。
なんて。
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