最近、
コーヒーの香りについてとても気になっています。
たまたまでしょうか、お花屋さんで香りを楽しむドリップセミナーをさせて頂くことになったり、「美活!」と題し「食・体・癒し」の3部構成のイベントに「香りによる癒し」の部で参加させて頂くことになりました。
あれこれ調べていくと、おもしろい研究結果や記述がたくさんあります。
コーヒーショップに入った時の店内に漂う香りやカップを近づけた時の香りにホッとした経験は少なくないはずです。コーヒーの香りは人の心を揺さぶったり、過去の出来事を呼び覚ますことがあるという事です。
杏林大学医学部 古賀義彦教授の研究結果によると
●コーヒーの香りが人の脳に影響を与えることがわかった
●コーヒー豆の種類によって効果が異なる
●香りによって「癒し」と「集中力」の効果がある
コーヒーの香りには「リラックス効果」と「脳を活性化させる効果
グァテマラ・ブラジルサントス・ブルーマウンテン・モカマタリ・マンデリン・ハワイコナを使った研究の結果
『リラックスさせてくれる香り』(α波が最も多く出現した)のは、グァテマラ・ブルーマウンテン
『頭の回転を速くさせてくれる香り』(P300が早く出現した)のは、ブラジル・マンデリン・ハワイコナ
情報処理のスピードを高める効果があった
コーヒーの特性をしり、用途に応じて飲むコーヒーの種類を選ぶ「
たかが香りと思われますが、香りは「見る」「聞く」という行為よりももっと深い部分で人の心にかかわる不思議な力を持っています。
また、ストレスと上手く付き合うには3つのRが必要です
Rest(休憩)
Relaxation(癒し)
Recration(活性化)
自分でコーヒーを淹れるために、短時間でも作業から離れ(Rest)、粉の香り・抽出液の香り・口に含んだ時の香りに癒され(Relaxation)、また、お湯を沸かしたりコーヒー豆を挽いたり、豆とお湯の量を考え合わせたり等など・・楽しむ(Recration)と3Rを兼ね備えたコーヒーならではのストレスの処方箋になりうる
以上のような内容の発表をされています。
香りの成分には800種類以上あるといわれますが、コーヒーに含まれる成分はほんの微量のものが合わさっているようです。
焙煎によって科学変化をおこし、いろいろな香りを発するコーヒーの研究はまだまだこれから目が離せません。
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