昨日、名古屋は大須観音のすぐそばでコーヒーの講習を受けてきました
名古屋はあいにくの雨でしたが、独特の喫茶文化を持つ場所でじかに喫茶店のおばちゃんと触れることが出来ました。
ちょうどお祭りの日で、花魁道中・大道芸・楽しい口上で呼び込みをするお化け屋敷など雨を吹き飛ばすほどの活気でした。
今回の講習ではカッピングや実技はありませんでしたが、コーヒー全般にわたる基礎の基礎を改めて確認しました。
参加者に記念のカッピングスプーンは嬉しかったです。
世界の中での日本のコーヒーの関わりは深いものがあります。
これからコーヒーを知り深めていきたいという方も多く参加されていて、基礎の基礎を広く分かりやすく聞きました。
これまでスペシャルティコーヒーにこだわり、関わって参りましたが、コーヒー全体を広く知ることでまた新たな気付きがあります。
あたりまえになってしまって、見逃していたことを見直すいい機会でした。
一日缶詰で、本当に広い範囲にわたっての内容でしたが『うん、うん。』とうなづけるところや『そうだったぁ!』と思い出すところ、『これはもう一度覚えなきゃ』と反省するところ。課題もいろいろあります。
良く見かける商品名には多くの情報が詰まっています。
たとえば、「ブラジル №2 S-17/18 〇〇農園」
これを見て即座に理解できるでしょうか?
「ブラジル産で規格タイプが2、スクリーン(豆の大きさ)が17~18、〇〇農園で収穫されたもの」
この説明でも規格って?スクリーンって?とますますハテナが増えてしまいますね。
質疑応答では、これから始めようという方の素朴な疑問に、わかっているつもりでも言葉で説明するには難しい事もあり、今後セミナーを開催していくでも、大変参考になりました。
非水洗式アラビカ種の香味の特徴は柔らかさ
水洗式アラビカ種の香味の特徴は酸味
カネフォラ種の香味の特徴は香ばしさ
4回の飲み比べがありましたが、
実感を伝え感じてもらう事・いろんな立場で考え伝える事が大切なのです。
無事、講習を終えたころには雨も上がり、満月から2日目の月が輝いていました。
裏付けのある知識や経験はこれからの自信につながる体験でした。
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